タナカカエデです。
好きなアーティストどうしようかなってところで
今和次郎さんの考現学をかじりながら、
芸術新潮の赤瀬川さんの特集や、
赤瀬川原平さんの「路上の神々」や「散歩の収穫」、
「超私小説の冒険」を見たり読んだり。
千円札裁判、ハイレッド・センター、トマソン、いろいろな側面を持つ人だなと思ったけど、路上観察に興味アリ。そのあたりの写真集を見ている。
路上に出てカメラにつかまりながら歩き、隠れていた無意識や偶然の気配にシャッターを押す。見えているはずの目の前に、見えながら隠れているもの。
そんなふうにつらつら書かれているのを読んでいると、ああ、そうそれなんだよね、って。私の3年前期の設計課題で敷地を歩いていた時がそれに近い感じがした。その課題の性質上とにかく敷地を歩かねばとカメラ片手に商店街から脇の路地、なんてこの敷地はおもしろいことがたくさんあるんだと思った。でも、その時にその無意識の気配にアンテナを張って逃すまいと見ていただけで、実際にはどこの路地にも隠れているのかもしれないのかな、と。
とりあえず、まだ漁っているところで今日はこの後ゼミです。
もうちょっと赤瀬川さんの目に意識を張り巡らせたい所です。
タナカカエデ
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